アメリカの道路脇のメールボックスの横にある赤い旗は何を意味するの?






アメリカ郊外の道路沿いには、丸みを帯びた小さな郵便受けが一定の間隔で並んでいます。白、黒、緑。色はそれぞれ違っても、形はほとんど同じです。ただ一つ違うのは、側面の小さな赤い旗です。上がっているものもあれば、水平に倒されているものもあります。
この郵便受けの標準的な形は、1915年に USPS の職員 Roy Joroleman がデザインしたものです。110年以上たった今も、ほとんど変わっていません。側面の赤い旗は、ささやかな合図です。上がっていれば「今日、出したい手紙があります」という意味になります。郵便配達員はその旗を見て車を止めます。旗が下がっていれば、配達する郵便物がない限り、そのまま通り過ぎます。
アメリカの小さな白い USPS 郵便トラックは、道路沿いの郵便受けのそばにしばらく止まります。郵便配達員は車を降り、郵便受けの扉を開けて、中に入っている手紙を取り出します。旗が上がっていれば、出すための郵便物を持っていき、配達する郵便物があれば、その中に入れます。
誰かが手書きの手紙を一通入れ、旗を上げます。数時間後、小さな白いトラックが道路脇に少しだけ止まります。配達員が再び車に乗り込んだあと、郵便受けのそばには、水平に倒された旗だけが残ります。一枚の小さな赤い旗が上がり、下がるあいだに、一日が流れていきます。